劇団自由人会 〒655-0047 兵庫県神戸市垂水区東舞子町7-17 ゴールドウッズ舞子ビル4F TEL.078-784-3701 FAX.078-784-3610
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●ふることふみ~古事記~ 国生みのものがたり
作:ふるかわ照・吉田業
演出:ふるかわ照

古事記編纂1300年を記念して、劇団過去最大規模となる公演を実施した。総勢100名を越えるスタッフ・キャストが結集し、兵庫県立芸術文化センターと淡路島の淡路夢舞台野外劇場で上演。イザナキ・イザナミの国生み、スサノオとアマテラスの誓約、そしてスサノオの旅立ちからクシナダとの結婚までを、人間味ある神々の青春と捉え情緒溢れる一大叙事詩として描く。また、舞台上は閃光が舞い、所狭しとヤマタノオロチが縦横無尽に暴れまくるという舞台演劇のエンターテインメント性も追求。いにしえのロマンと神々の青春を現代に蘇らせた、大スペクタクル巨編。
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●知覧のさくら 
作:清水巖 演出:ふるかわ照

照昭和20年、春―
鹿児島県、知覧の特攻基地近くに浜田ふくが経営する福屋食堂があった。
そこは学徒として召集され特攻兵となった若者達にとって出撃するまでの短い時間を憩うことの出来る唯一の場所だった。
生還率ゼロの出撃命令。
ふくの食堂で過ごした若者達が南の空で散っていく…。

兵庫県立芸術文化センター落成記念での上演は高い反響を呼び、全ステージ満員御礼。
●カーリーの青春
作:B・ヴァイアーズ 
脚色・演出:ふるかわ照

主人公の名はカーリー。
何度も夫を変える母親との生活でカーリーの心は荒んでいくばかり。ある日、義父に怪我をさせてしまったことから、カーリーは里親のメイソン夫妻に預けられる事になった。そこで出会った二人の少年。トマス・ジェイとハービー。
自分と同じように親の愛情を受けられなかった二人との出会いを通して、カーリーの心の中に母性がめばえる。
そしてボーイフレンド、ビクターの存在。思春期に揺れ動くカーリーの心の成長を通して、家庭の大切さ、様々な愛の形、青春の可能性と素晴らしさを描いた作品。
ステージ数は1700回を超える。
●6年3組の阪神大震災 
原作:西宮市立樋ノ口小学校6年3組一同・松田満 
脚本・演出:ふるかわ照

1995年1月17日…阪神・淡路大震災。
ライフラインを断ち切られ、通学もできない状況の中で余震に脅えながら毎日を送っていた子ども達。
みんなは学級通信の「ばこちん」にいろんな思いを書きました。
クラスメートのかみちゃんを失った悲しみ、家が揺れた時の恐怖、水も電気もない生活…。
そんな中で子ども達は、生きることの厳しさを知り家族の絆や友達の大切さを再発見するのです。
負けへんで!
子ども達のメッセージが日本中を今日も駆け巡ります。
2008年度 文化庁「本物の舞台芸術体験事業」に選定。
2009年度 文化庁「本物の舞台芸術体験事業」に選定。
2010年度 文化庁「子どものためのすぐれた舞台芸術体験事業」に選定。
2011年度 文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」に選定。
2012年度 文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」に選定。
現在、多くの学校様より上演のお問い合わせ・ご依頼をいただいております。基本的に、どんな体育館や講堂でも上演は可能ですので、ぜひご検討ください。
●二葉亭四迷 ●陽だまりの町 ●坂本龍馬についての一夜
作:押川昌一 
演出:ふるかわ照・入谷俊一

旗揚げ公演は地元神戸と東京で上演。「近代化とはたった一人の自己の問題から始まる」という二葉亭のセリフを原点に、自由人会はここからスタートする。
作:ふるかわ照 演出:松村建也

大阪市西成区教育委員会と共催で上演。実際の事件を題材に、差別や偏見と闘いながらも、底抜けに明るく逞しく生きる一家のドラマは多くの感動を呼んだ。
作:八木柊一郎 演出:ふるかわ照

冥界の一角で、閻魔大王の裁きを受ける坂本龍馬。人々の思想の限界を超えていたこの男の正体を見抜くため、維新のお歴々らを審問し龍馬像を明らかにしていくという劇団異色作。
     
●お爺ちゃんは国定忠治 ●瞼の母 ●熊
作:清水巖 演出:ふるかわ照

かつて国定忠治役で一世風靡した大衆演劇の人気役者の源五郎。家族達とドタバタ、涙と笑いのハートフルコメディ。
作:長谷川伸 演出:ふるかわ照

幼い頃生き別れた母を捜し歩く渡世人、番場忠太郎。息子と知りつつ娘のためにつれなく追い返す母。1930年の初演以来、日本人が愛してやまない名作に自由人会が挑戦。
作:A.チェーホフ 演出:ふるかわ照

夫を亡くしたばかりの妖艶な未亡人と、熊と呼ばれた、むくつけき大男の愛の物語。世界中のヴォードヴィルの手本となった名作中の名作。抱腹絶倒!大人の喜劇です。
     
●ちびっこトマス・ジェイ ●トーマスのJUMP ●松陰吉田寅次郎
作・演出:ふるかわ照

みなし子トマスと、育ての親オコーナーじいちゃんとの真実の絆。そして里親メイソン家での家族の暖かさ。様々な出会いを通してちびっこトマス・ジェイが成長していく感動作。
作・演出:ふるかわ照

野球に夢中な少年が家族の愛情や友情に支えられ、自分の可能性を切り開いていく青春ストーリー。全国の学校を巡演した本作は700ステージを突破した。
作:押川昌一 演出:ふるかわ照

故押川昌一記念公演。幕末維新の根幹を成した憂国の士吉田松陰の、死してなお心は生き続けると発動の気を促し続けた生き様を、人間的苦悩や葛藤を織り交ぜた人間ドラマとして描いた幕末維新外伝。
     
●新・キネマらぷそでぃ 
作・演出:ふるかわ照

昭和16年春。
泥沼化した日中戦争の最中、京都のある撮影所のスタジオでは、「怪傑紫頭巾」の撮影中である。 
軍国主義の時代に背をむけてひたすらチャンバラ映画を撮り続ける、相馬監督や名優阪東歌三郎らの前に、キネマ小僧と称する、一人の少年が飛び込んできた。若き活動屋たちが、次々と戦地に送られていく中で相馬の弟子になりたいと熱っぽく語るキネマ小僧の存在は、撮影所の希望の灯となっていくが…

映画に取り憑かれた人々のラプソディが響く!
●世の中変わった
作:清水巖 演出:ふるかわ照

団魂の世代が定年退職を迎えた今、地域社会への参加など第2の人生に大きな注目が集まっています。受験戦争を戦い、高度経済成長を支える企業戦士となり熾烈な競争社会を生き抜いてきた彼ら。その彼らの企業社会リタイア後の新たなるステージとは・・・。置き去りにしてきた自分らしさの再生策とは・・・。
家族と自分自身に改めて向き合う時期、新たな一歩を踏み出して自分らしさを取り戻すために奮闘するお父さん達の姿を、涙と笑い、そして爽やかな感動とともにお届けします。
●ふしぎなかぎばあさん -日本児童文芸家協会賞受賞作品-
作:手島悠介(岩崎書店刊)
脚色・演出:ふるかわ照
絵:岡本颯子
かぎっ子の広一君は、家の鍵を無くして途方に暮れていました。そこへどこからともなく全身黒づくめでピンクの傘を差し、手には何百という鍵をぶら下げたおばあさんが現れます。どう見ても怪しげな雰囲気。ひょっとして泥棒?幽霊?それとも・・・。おばあさんは広一君の家の鍵をさっさと開けたと思いきや、ヘンテコな歌を歌いながら料理を作り、食べ終わったら紙芝居を読み始めます。でもその紙芝居、読んでいるうちにモクモクと膨らんでいって・・・。奇想天外なストーリーながら、子ども達の想像力を無限に膨らまし、優しさと愛で包み込むふしぎなかぎばあさん。待望のシリーズ第1弾登場です!
●チェリー ~象と戦争の物語~
作:斉藤瑞穂 演出:松村建也

太平洋戦争末期。
軍から餓死を命じられた象のチェリー。
チェリーと獣医との命を懸けた壮絶な戦いが始まった。
愛する動物の餓死記録をとり続けた大井獣医らの心の葛藤と苦しみを通して、生きとし生けるものの全ての命の大切さ、平和の意味を改めて問う物語。
また、本作品の舞台装置は新たな演出効果を引き出すトライアルシアターと位置づけられた。舞台装置はパネル等を用いずに、鉄骨をイメージした柱を東西に交錯させ、より立体的な空間を演出。音響・照明の最大限の効果を図りつつ、観客の想像力と俳優達の動線の可能性を追求した、自由人会でも異色の作品。
●にっくいさるめとかにどんたち
作:多田徹 演出:井上慎弥

劇団観客動員120万人突破記念特別企画作品。

「甘~い実のなる柿の種と、そのにぎりめしを取りかえっこしてあげようか?」

誰もが知っている「さるかに合戦」が楽しい歌やかっこいいダンスいっぱいのミュージカル風にアレンジ!
人より大きい!?おにぎりやビヨ~ンと伸びる柿の木など、驚きの仕掛けに楽しさ倍増!
「さるたちなんかに負けるもんかっ。恐れないでみんなで戦うぞっ!」
ハチさん、クリ君、ウスさんと共に平成さるかに合戦のはじまり、はじまり!
●こうべ曼陀羅
作:清水巖 演出:ふるかわ照

阪神・淡路大震災発生直後、どうにか倒壊を免れた神戸東病院では未だかつてない戦いが始まっていた。ガスも電気も止まった混乱の中、医師と市民達は苦渋の決断を強いられながらも、“誰もが誰かのために”献身的に動いていた。命を助けたい、ただその一心で。
ついさっきまで平凡な日常を過ごしていた人々とは思えないこの時の行動力は、日本人本来の姿なのだろうか。人間が持つ弱さと強さ、そして影と輝きを描いた実録ドラマ。
一般市民から出演者を募り、総勢50人を超えるキャストとともに作り上げた本作は、大きな反響を呼んだ。
狐とぶどう
作:ギリエルメ・フィゲレード 
訳:牧原純 演出:ふるかわ照

舞台は紀元前7世紀の古代ギリシャ。
哲学者のクサントスは、イソップというひとりの奴隷を買うが、この奴隷、容姿こそ醜くかったが機知と知恵に富み、面白い寓話を次々とつくりだした。クサントスは、それらの寓話を我が物にして、富と名声を得ようとする。一方、クサントスの妻クレイアは、イソップの類稀なる才能に気づき徐々に彼に惹かれはじめる。
寓話の中に人間の尊厳や生きる意味を織り交ぜ、ひたすらに自由を求め続けるイソップと、欲望にまみれたクサントス、そしてイソップを愛し始めたクレイア達の愛憎渦巻くドラマ。果たして、自由を得るのは、誰か。
●LIFE
作・演出:ふるかわ照

役者の表現力と、ダンサーの表現力、そして生演奏を交えたDANCE GROOVY ETHOSとのコラボ作品。
●ラインの監視―Watch on the Rhine―
原作:リリアン・ヘルマン
訳:村山知義  
演出:ふるかわ照

第1回ゴールデングローブ賞、第16回アカデミー賞を受賞した映画「ラインの監視」の舞台化。1940年ワシントン郊外にあるファレリー家に18年振りに娘サラが家族と共に帰国するところから物語は始まる。深刻な葛藤を抱え込んだ社会問題にリリアン・ヘルマンの大胆に正義感をもって踏み込みこんだ作品。家族を守る為にサラ達が行動とは…
目を閉じれば見えてくる、耳をふさげば聞こえてくるライン川の鼓動。人はその生まれた時代をいきるしかない。歴史の傍観者であってはならない。歴史は未来に繋がるのだ―
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●主な公演実績
1995年 「6年3組の阪神大震災」 フレンテホール
「カーリーの青春」 新神戸オリエンタル劇場
1996年 「二葉亭四迷」 武蔵野芸能劇場
神戸文化ホール
「6年3組の阪神大震災」 天王洲アイル
1997年 「トーマスのJUNP」 神戸アートビレッジセンター
「Life」 うはらホール
「カーリーの青春」 レバンテホール
1998年 「陽だまりの町」 大阪市立西成区民センター
「坂本龍馬についての一夜」 レバンテホール
1999年 「お爺ちゃんは国定忠治」 大阪市立西成区民センター
2000年 「狐とぶどう」 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
「瞼の母」「熊」 レバンテホール
2001年 「瞼の母」「熊」 横浜関内ホール
2002年 「こうべ曼陀羅」 神戸文化ホール
「ちびっこトマス・ジェイ」 神戸文化ホール
「狐とぶどう」 神戸アートビレッジセンター
「トーマスのJUNP」 神戸アートビレッジセンター
「カーリーの青春」 神戸アートビレッジセンター
「熊」 布引ハーブ園
2003年 「狐とぶどう」 新神戸オリエンタル劇場
「トーマスのJUNP」 ワッハホール
2004年 「松陰吉田寅次郎」 シアターX
神戸アートビレッジセンター
「ちびっこトマス・ジェイ」 サンシャインホール
明石市立西部市民会館
日高町文化体育館
2005年 「6年3組の阪神大震災」 新神戸オリエンタル劇場
「カーリーの青春」 神戸アートビレッジセンター
2006年 「知覧のさくら」 兵庫県立芸術文化センター
「キネマらぷそでぃ」 神戸アートビレッジセンター
2007年 「6年3組の阪神大震災」 コープこうべ生活文化センター
「キネマらぷそでぃ」 前橋市民文化会館
2008年 「にっくいさるめとかにどんたち」 神戸アートビレッジセンター
2009年 「チェリー ~象と戦争の物語~」 神戸アートビレッジセンター
「キネマらぷそでぃ」 兵庫県立芸術文化センター
「6年3組の阪神大震災」 新神戸オリエンタル劇場
「知覧のさくら」 兵庫県立芸術文化センター
2010年 「新・キネマらぷそでぃ」 兵庫県立芸術文化センター
「世の中変わった!?」  レバンテホール
2011年 「カーリーの青春」 兵庫県立芸術文化センター
「にっくいさるめとかにどんたち」 宮城県 南三陸ホテル観洋
宮城県 美里町文化会館
2012年 「6年3組の阪神大震災」 神戸アートビレッジセンター
「ふしぎなかぎばあさん」 神戸アートビレッジセンター
兵庫県立芸術文化センター
「ふることふみ ~古事記~
      国生みのものがたり」 兵庫県立芸術文化センター
淡路夢舞台 野外劇場
「カーリーの青春」 宮城県 東松島市コミュニティセンター
宮城県 山元町中央公民館
2013年 「知覧のさくら 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
     ~未来の僕たちへ~」
「ケーキやさんのゆうれい」 神戸新聞松方ホール
「夢をかなえるゾウ」 垂水勤労市民センター
「かぎばあさん ぼうけんの島へ」 兵庫県立尼崎青少年創造劇場
2014年 「群読・青春詩歌の響き」 兵庫県立芸術文化センター
「夢をかなえるゾウ
     ~青春ロボット編~」 神戸アートビレッジセンター
2015年 「知覧のさくら 兵庫県立芸術文化センター
     ~未来の僕たちへ~」 明石市立市民会館
「ケーキやさんのゆうれい」 神戸アートビレッジセンター
明石市立市民会館
2016年 「夢をかなえるゾウ
     ~青春ロボット編~」 兵庫県立芸術文化センター
「ラインの監視」 うはらホール
2017年 「ケーキやさんのゆうれい」 兵庫県立芸術文化センター
「神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~」 神戸文化ホール
2018年 「幕末青春伝」 兵庫県立芸術文化センター
東京都大田区民プラザ