劇団自由人会 〒655-0047 兵庫県神戸市垂水区東舞子町7-17 ゴールドウッズ舞子ビル4F TEL.078-784-3701 FAX.078-784-3610
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劇 団 年 表
1994年 ふるかわ照のオリジナル作品を中心に年間260ステージを巡演  年2回の一般公演を展開
劇団のさらなる発展と運営の活性化のため、新たに「劇団自由人会」を結成
森もりこが劇団代表就任  ふるかわ照が演出を務める
この年より全国の中学校・高校・教育委員会の巡演を開始
1995年 阪神・淡路大震災で事務所、稽古場が全壊
事務所を神戸市垂水区に移転。稽古場を転々としながらも年間80ステージを巡演
1996年 延期されていた旗揚げ公演「二葉亭四迷」を東京・神戸で上演
1998年 公益社団法人 日本劇団協議会に加盟  
おやこ劇場・こども劇場に参加  全国の巡演を開始
1999年 事務所移転と同時に震災で失った稽古場をようやく開設
2000年 兵庫県劇団協議会に加盟
2004年 全国の小学校巡演を開始
2005年 震災10年目メモリアル公演「ALIVE~生きる~」上演
2008年 株式会社劇団自由人会設立
文化庁主催の本物の舞台芸術体験事業作品に「6年3組の阪神大震災」が選定
2010年 森もりこが兵庫県劇団協議会代表に就任
2012年 森もりこが兵庫県文化懇話会委員に就任
古事記編纂1300年記念事業「ふることふみ~古事記~国生みのものがたり」淡路県民局と共催
2013年 一般社団法人劇団自由人会設立
全国児童・青少年演劇協議会に加盟
2014年 兵庫県劇団協議会45周年記念合同公演「ピビンバウェディング」参加
劇団創立20周年特別公演「夢をかなえるゾウ~青春ロボット編~」上演
2015年 神戸電子専門学校共同企画「6年3組の阪神大震災」上演
戦後70年平和企画「知覧のさくら~未来の僕たちへ~」上演
2017年 兵庫県舞台芸術団体フェスティバルに11年連続参加
2018年 兵庫県政150年周年記念事業「神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~」上演
全国3大公演「幕末青春伝」上演
2019年 兵庫県劇団協議会50周年記念合同公演「大正七年の長い夏」参加
カーリーの青春
にっくいさるめと
かにどんたち
知覧のさくら
キネマらぷそでぃ
 私たちは創造集団である限り、それぞれが自立した自由な立場で参加し、又世の中の常識に縛られることなく、自由な発想で演劇の創造に取り組むことができる、いわゆる「大人の集団」でありたいと願い、劇団名を「自由人会」とし、1994年1月に発足しました。
 ところが1995年1月17日の阪神・淡路大震災では一番被害の大きかった神戸市東灘区の事務所が全壊し、劇団員たちにケガはなかったものの、劇団の全てを失いました。
 私たちがどん底から立ち上がることが出来たのは、未曾有の災害の中で、自分たちのことより被災した他の人々の為に一生懸命になって働く一般市民の人たちの姿です。秩序を守り、冷静に今自分は何ができるのか、何を優先すべきなのか、一人一人の賢明な行動が大きな力となり神戸の復興につながっていったと確信しています。
 私たちも被災地で公演し仮設住宅のお年寄りの方々をご招待したり、病院の待合室や障害者の作業所でも公演させていただきました。
 神戸の劇団であることを誇りに感じ、これからも生きる力を信じ、明日への糧となる演劇の創造を目指していきたいと思っています。
                      劇団自由人会 代表 森もりこ
 劇団自由人会は、1994年の劇団設立以来“未来を担う子どもたちが、演劇を通じて心豊かに成長してほしい”という想いのもと、全国の学校を巡演しています。そして、設立から約20年後には約3,000ステージを突破。これは、子どもたちと私たちが同じ劇場空間で一体となって感動体験を創造、共有することができ、その感動の輪が全国に拡がっていってくれた結果だと信じています。
 
 また、このようなひとつひとつの出会いを大切にした地道な公演活動が実を結び、2008年度からは文化庁主催の「本物の舞台芸術体験事業」の指定団体にも認定されました。この事業は子どもたちが舞台芸術を鑑賞し、実演指導などを通じて舞台に出演してもらうものです。
 舞台芸術に身近に触れる機会を提供することで、子どもたちの芸術を愛する心を育て、豊かな情操を養うことに少しでもお役立ちできればと願っています。この他にも、教育委員会、おやこ劇場・こども劇場、公立文化施設の主催事業などでも全国各地を巡演しています。
 
 さらに、地域文化の向上に寄与するための一般公演も全力で取り組んでいます。「二葉亭四迷」の旗揚げ公演を皮切りに、年2回以上のペースで一般公演を実施。神戸市垂水区にある海神社境内での「平家物語」や、阪神・淡路大震災直後の病院を舞台に医師と地域住民らの奮闘を描いた「こうべ曼陀羅」を神戸市民50人が参加して上演。そして2012年は、一般オーディションに合格した老若男女総勢100人がスタッフ・キャストとして参加し、古事記編纂1300年記念事業として「ふることふみ~古事記~国生みのものがたり」を上演。そして2018年の初めには神戸開港150年、兵庫県政150周年記念として老若男女総勢70人が参加し「神戸海軍操練所~幕末蒼蓮華~」を上演するなど、劇団自由人会は、市民生活や生活感情に根ざし、明日への糧となる大人のための演劇を地域の人々と力を合わせて精力的に発表し続けています。

※文化庁「本物の舞台芸術体験事業」は、2015年度から「文化芸術による子供の育成事業」に変更されています。


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